ゴッドハンド

2006年9月21日
毒チワワはガチ。

ゲーム自体はキンテキかましたりボコったり土下座したりタライが落ちてきたりケツをはたいておしおきしたり直径1kmのカニが出てきたりカメバズーカのようなデブが出てきたり他にもetcetcとまあ要はバカゲー。

が、そんなバカ世界とは裏腹に要求される操作はやたらストイック。
ガードもジャンプも出来ないし、そのくせ敵はきっちりガードしてきてカウンターで崩されるわ、基本的に攻撃は避けるしかないのに油断すると囲まれてボコられて終了だわ、ランダムで倒した雑魚からかなり強い悪霊が出てくるわ、おまけに一撃一撃で結構削られるわでとにかくコンテニューの嵐。
最初は適当にぺちぺちボタン押してなぎ倒す感じのゲームかと思ってたんで、ギャップになれるのに時間がかかった。

んで、慣れてくるとヒットアンドアウェイを駆使したり、囲まれないように各個撃破しながら行動したり、ガードくずし技でガードを崩して一気にラッシュしたりと、ゲームの楽しみ方がようやく分かってくる。
逆に言えばもっと気楽になぎ倒せるゲームがいいんだいって人にはまったく向いてないゲームで、そういう人の方が確実に多いと思われるので間口はかなり狭いかも。囲まれるとホントあっという間に削られるし。

と書いてるとペチペチチマチマ削るだけのゲームみたいに思われるけど、実際には一定時間無敵及び攻撃力速度上昇状態になるゴッドハンド解放や、相手をピヨリ状態にさせたときに「ボコる」「おしおき」「毒針スペシャル」とかダウン中の相手に「踏む」とかでとにかくボタン連打しまくる状況が多々存在するので腱鞘炎必死。
ゴッドハンドのゲージを溜める、相手をピヨらせるまで持っていくのに結果としてペチペチとした行動を取るので結構緩急が激しい。
我慢→連打でヒャッホウな快感というプロセスを楽しむゲームとも言えるのかなー。

……こう書いてて実に面白さが分かりづらいゲームだなとオモタ。
最初の2時間ぐらいはクソゲー踏んじゃったかなと思ったし。

あ、どーでもいいけど背景はなんかやたらしょぼめ。ポリゴン薄くて壁の向こうがしょっちゅう見えるし。

あと一つ、バカ世界と言ってもかなりくだらねえバカバカしさなので、人によっては寒く感じる可能性大。序盤で波長が合わなければとことん合わないかも。
つまりストイックなゲーム性と割と人を選ぶバカ世界……やっぱ間口狭いなこりゃ。

コメント

SRO

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索