なおアニメ化するという発表だけなので、どの媒体で制作されるのかとか制作会社とかスタッフとかの情報は一切無し。
今度発売の2部5巻にその辺が載るらしいというのとその前日にほんやくチームから情報が出てくるらしいので、備えよう。

ちなみに発表されたのが4月2日だったせいか、前日に忍者スレイヤーというエイプリルバカな与太話を繰り広げていたのでアニメ化発表直後のハッシュタグ#njslyrはアビインフェルノジゴクと化した。
アニメ化ヤッター!よりも、ほんやくチームいい加減にしろよエイプリルフールは終わったんだぞ!という声の方がしばらくの間多かったあたり、ブーブスと特に宇宙と忍者スレイヤーの罪は重い。まぁ忍者スレイヤーは特撮というか仮面ライダーパロディをふんだんに取り入れつつ案外読める与太話だったけど。完全にスカムだった特に宇宙とは違って。

アイエエエ!

2014年3月6日 趣味
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23014980

相変わらず、なんかアイエエエのアレ(ほんやくチームがこう表現するって・・・)から今度は動画。
MMDによるニンジャスレイヤー=サンの演舞よりもヘッズのコメントと最後に唐突に爆発四散するイグゾーション師父に草。
ニンジャスレイヤーのデオチ・ジツの一つ。
その後のあらすじに腹筋が爆発四散しそうになった。

なんかまとめまで出来てるし・・・
http://togetter.com/li/629761


ニンジャスレイヤーのデオチといえば、現在ニンジャスレイヤーのコミカライズは3つあり、そのなかで余湖田畑コンビがコンプで連載しているのがあるんだけれど、現在のところのエピソードチョイスがデオチ重点なのはやはり狙っているんだろうか。

マシン・オブ・ヴェンジェンス→運転手に化けて芝居めいた口調とともにエントリー
キルゾーン・スモトリ→バイオスモトリが詰まった冷蔵庫の中にニンジャスレイヤーも詰まっていた
ラスト・ガール・スタンディング→屋台からソバをわざとらしくすすりながらエントリー

1部からだとフジ・サン・ライジングあたりが次に選ばれればもう狙っているとしか思えないので是非やって欲しい。
OWSONに行ってきました
OWSONに行ってきました
OWSONに行ってきました
ジョジョに関して、仙台にいる数々の猛者と比べたら裸足で逃げ出したくなるほどのにわか勢もいいとこなんですが、仙台駅前に出る用事があったので物はついでとばかりに行ってきました。ちなみに元々の目的はまだ行っていなかったヨドバシの新店舗に行ってみるというのとニンテンドー3DSLLを購入すること。
その用事は秒で終わったので、結果的にOWSON訪問の方が圧倒的に時間を費やしましたが。

ちなみにOWSONとはなんぞや?という人はこれを参照。
http://lwp.jp/jkb/campaign/static/jkb/owson/

まぁ端的に言えば特別仕様のローソンなんだけど、ジョジョ仕様ってこととジョジョ展inせんだいメディアテークが今日からスタートってことで、1人1人の滞在時間自体は短いから混雑という事はなかったけど、次々と客が入れ替わり立ち替わりしてました。
ただ、ふと店舗外の横を見たら最後尾って看板がしまってあったので、スタートダッシュ組はいたんでしょう。

OWSONのノートセットは1人5個限定だったんですが、初日に来てる人たちだけあって、結構複数個買ったり5個限界まで買う人が少なくなかったですね。
自分は最初は1個だけの予定だったんですが(正直安くはないし)、OWSONのスタンプが押せるサービスがあったので1個は開封してスタンプを押し、もう1個追加購入してこっちは未開封で保存することにして結果2個購入。
すっかりのせられてるけどまぁいいのだ。
ちなみに自分が購入したときはまだOWSON仕様のレジ袋でした。大混雑では無いから今日ぐらいはぎりぎり保つのかな-?

看板とか外観とか展示物とかは添付画像参照。

砂漠

2008年8月21日 趣味
砂漠に雪を降らせてみせよう!

購入したのは単行本ではなく最近出た新装版のほうなんだけど、製品レビューの検索でこっちしか出なかったので。

基本的には学生生活を楽しむ5人の大学生の四季のお話なんだけど、そこは伊坂幸太郎、普通の青春モノでは終わらない。
社会という「砂漠」に囲まれた大学という「オアシス」で、北村、西嶋、東堂、南の東西南北(名字の頭が)で麻雀したり(さらにはもう一人も鳥井で鳥とこれまた麻雀絡み)、合コンしたと思ったら嵌められたり、ちょっとした超能力が出てきたり、プレジデントマンという犯罪者の影に翻弄されたり、学祭で超能力を否定する学者に一泡吹かせようとしたりと、普通の学生生活とはちょっと異なった、けれど離れすぎてはいない風景を描いている。
相変わらず音楽や古典文学、映画からの引用の仕方や小道具的な伏線の配置と処理が巧みでユーモアの効いた会話も健在。
ただ、どっちかというと「チルドレン」や「死神の精度」のように、短中編の集まりで長編っぽく書いていて、そこに話内での伏線の配置と処理と同時に別の話への軽い伏線を混ぜつつも大きな仕掛けはないんだなと思っていたので最後にやられた。
実際にはそこまで大きな仕掛けではないのだけど、ごく自然と四季の日常とちょっとした非日常を面白おかしく描いているので、後で読み返してそうかこんな何気ない会話もしっかり伏線になっていたのかと感心させられた。
かといって伊坂作品を読むたびに毎回そういうトリックを意識しすぎると「チルドレン」「グラスホッパー」みたいに大仕掛けは打ってこない作品もあるので、色んな意味で気が抜けない作家だなぁと思った。
伊坂幸太郎の短編集。

伊坂作品の特徴の一つとして作品間で世界が微妙にリンクしているのが多いというのがあるのだけれど、これに収録された4編でも例外なく過去作品の人物などが出てくる。
『動物園のエンジン』では「ラッシュライフ」の河原崎の父親がメインだし「オーデュボンの祈り」の伊藤も軽く出てくる。
『サクリファイス』では「ラッシュライフ」の黒澤がメインだし『フィッシュストーリー』では「ラッシュライフ」の老夫婦が飛行機の中で隣に居合わせるし、『ポテチ』では「ラッシュライフ」の今村がメインで黒澤もやっぱり出てくるし、こっそり「重力ピエロ」の泉水も。
内容の方も『フィッシュストーリー』以外は過去作に関連した人物が中心の話で、4編どれも「ラッシュライフ」が絡んでたりと、伊坂作品の中で「ラッシュライフ」が好きな自分としてはこういう短編集は嬉しかったり。

相変わらずの洒落っ気と茶目っ気が上手い具合に入り混ざってクールな文体はテンポ良く読ませてくれる。
特に本のタイトルにもなっている『フィッシュストーリー』のまさにフィッシュストーリー(ほら、大げさな話)な、時間と空間を超えた連鎖の感動や、書き下ろしの『ポテチ』の何気なく散りばめられた会話はもとより小道具までしっかり意味があって、それを踏まえた上での明かされた事実(ネタとしてはベタだが)の切なさと最後の場面の何とも言えない爽快さが素晴らしかった。
やっぱ伊坂幸太郎のこういうセンスは凄いなと思う。

本筋とは余り関係ないけど、『サクリファイス』の会話の中で

彼女の声は大きくなかったが、引き締まっていて、聞き取りやすかった。しかも時折つかえるとは言え、言葉が淀みなく出てくる。
「あんた、本当に九十歳か」
「いや」彼女が返事をした。
「やっぱり、そうか」
「九十でないよ。九十二歳だ」
「ああ」黒澤は一瞬、言葉に詰まる。少ししてから、「だと思ったよ」と言い返す。


のくだりにはつい笑ってしまった。
SRO

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