アヒルと鴨のコインロッカーを。

えーと読み始めたのが2ヶ月近く前でなんで読み終わったのが今日なんでしょうか。
しかもその間に他の積んである本を消化したわけでもなし。
いや、正確にはライノベ2,3冊ほど読んだけどページが薄かったりシリーズ物ですんなり読めるものだけで、ライノベだから消化できるってわけではないんだけど。
実際何冊も積んだままよんでねーし。

どうも自分は新しい物に手を出すより既読本で面白かったものを何度も読む傾向があって、せっかく購入した本も大概放置状態。
で、しばらくするとさすがに何冊か読むかと積んである本を手に取るのだが、そこで自分のツボにはまったものがあると、それを何度も再読しちゃって他の本がまたしばらく放置されるという始末。
そんなこんなで積み本の消化が進まないうちにふらっと本屋に立ち寄ると、気がついたら何冊か購入してて、結果購入ペースが消化ペースを上回ってしまい、積まれる本が増えていくのである。

こんな風に書くと、さも大量に購入してるような感じだが、実際には購入ペースは大したことはない。買うときは一気に買うけど買わないときはさっぱりなので。
少なくとも「趣味:読書」などとは口が裂けても言えないレベルである。

と、自分の読書習性なんて実にどうでもいいことをダラダラ書いたかというと、本屋を襲うという冒頭から期待してた展開に対して、その後は現在と過去が淡々と綴られていくので、物語の輪郭がイマイチ見えなくて展開も大きく動かないしなんか微妙だなぁと途中で放置してたのです。
その中に伏線が所々散りばめられてることにも気づかず。

で、最近になって一応読み終えるかと電車の中で読んでいたら、進行とともに伏線が上手に回収されていくに連れて評価上昇し、こりゃちゃんと読み直さないとダメだと思い、昨日今日で一気に読み終えた。

評価だけを言うなら結構面白かったけどど真ん中ストライクではないなってとこで。
個人的に中盤までの掴みが弱めに感じたのと、あとは単なる全体的なストーリーに対する好みの問題。
というとなんか微妙な物言いにしか聞こえないけど面白かったですよ?

しかしこの小説を映画化ってどういう風にするんだろうか。
その辺書くとネタバレになるからなんだかんだは言わないけど、そりゃ作者も映画化については難しいって言うよね。

さて次は何を読もうかな、と積んである本を眺めている今日の夕方。

コメント

Ei-m
Ei-m
2007年5月22日0:18

俺も読みましたが、映画化はホントに難しそうですね。あのトリックは声や映像が付いた途端に使えなくなりそうなので。

正直地雷の臭いしかしないです。

SRO
SRO
2007年5月22日10:35

>正直地雷の臭いしかしないです。

期待一割不安九割って感じです自分は。
姑獲鳥の夏が映画化されたぐらいだから(あれのトリックも映像にするのは相当厳しい)上手いこと作ってくれるといいんですが。
SRO

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