伊坂作品消化中

2008年5月20日
「チルドレン」と、伊坂幸太郎のデビュー作「オーデュボンの祈り」読了。
その後「陽気なギャングが地球を回す」を再読して復習した後「陽気ギャングの日常と襲撃」に入って読んでいる最中。

オーデュボンはデビュー作というのもあるのか、伊坂作品独特の、各所に何気なく張られている伏線が最後にパズルのようにはまっていって一つの絵になっていくような感覚はそれほどないような。
なんだか読んでいてところどころテンポが良くないと言うか、展開がすっきりしない。
主観変更の使い方も中途半端だし。
二作目の「ラッシュライフ」がその辺非常に良かったのでちょっと拍子抜け。
しかし島の設定は流石に無理があるような気がするけど、未来を予知できて喋る案山子がいるという突飛な設定が、世界構築のなかで違和感ない辺りはやっぱり凄いな、と。

チルドレンは陣内というキャラクターに尽きる。
伊坂幸太郎のセンスの光る会話にこんなキャラが組み合わさったらそりゃ面白いわ。

陽気なギャングはプロットの緻密さとかよりも(適当というわけではない)4人組の掛け合いと爽快な展開を素直に楽しむ作品。

しかし陣内と響野とかは桜と出会ったら真っ先に撃たれそうだと読みながら思った。よくもまあこんな会話の出来るキャラを作れるもんだと感心する。

日曜日はグラコロにも店舗予選にも行けずに家でぐったり。
気が付いたら日本選手権予選もあと1ヶ月程度なのね。
自分は起きたら枕元に小人さんがデッキを置いていってくれたりしない限りは出なさそうですが、一応スタンダードがどういう状況なのかぐらいは軽くチェックしておこう。
シャドウムーアが入っても相変わらずヒバリフェアリーエルフなんですかね?

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SRO

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