紛失未遂

2008年9月10日
レイトショーにて公開がそろそろ終わるダークナイトを見てきました。
前述のようにレイトショー&公開終了前ということで観客は自分一人の完全貸し切り状態。
どことなく優雅な気分と共に寂しさも。
 
で、映画の方はバットマンの前知識がほぼ0だったためテンポに対して情報を処理しきれない場面が多かったけれど、ストーリーと人物の描き方はいわゆるヒーロー物とは完全に一線を画した出来映えで、大変満足でした。
悪側は徹底して悪に描かれているけど、それに対する側は己の信念に従って行動するもそれが必ずしも「善」なる行為に結びつくとは限らない、むしろ報われなかったりあえて汚名を被ったりと勧善懲悪とは無縁の世界。
しかもひとつ背中をぽんと押されるような行為だけで高潔な精神もあっさりひっくり返る、己を貫くことの難しさを非常に濃密に描いてくれました。
 
で、本来ならめんたいさんを見習って感想をもっと書きたい所なんですが、その後の出来事によって《雲散霧消/Dissipate》してしまったので。
 
レイトショーだったので終わったときには0時過ぎで、トイレにだけ行って映画館を出て、いざ帰ろうとしたところで気づいた。
 
後ろポケットにあるはずの財布の感触が無い
 
あるのは中に何もないポケットのみ。
慌てて映画館のあるモールに引き返したもののすでにドアは閉まっている状態。
もう頭の中真っ白。
 
当てもなくうろうろしてみると従業員用の出入り口があったのでそこで事情を説明して中に入れてもらい、防災センターから映画館に連絡を取ってもらう。
映画を見ている最中には確実にポケットにあり、出るまでに無くなっていた、かつトイレで用を足している最中ポケットの感触が軽かったことを思い出し、おそらく座っていた席にあると思い、センターから連絡してもらい、映画館の従業員の方にシアターと席を言って確認してもらう。
待っている間、見つからなかったらどうしようと気が気でなかったのですが、数分して連絡が入り、無事見つかったとのことでほっと一息。
貸し切り状態だったのが幸いだったのかも。
ひたすら申し訳ありませんと謝った後帰宅してこれを書いてます。
 
教訓:財布の管理はしっかりと。後ろポケットには入れないか、ウォレットチェーンを付けよう。

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SRO

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