ハーヴァード大学の宗教象徴学の権威であるロバート・ラングドン教授は、歴史上最も謎に包まれた秘密結社・イルミナティの復活の証拠を発見し、彼らが最大の敵とみなすカトリック教会=ヴァチカンに致命的な脅威が迫っていることを知る。イルミナティの計画が密かに進行していることを突き止めたラングドンはローマに飛び、400年の歴史を持つ古代のシンボル=暗号をたどりながらヴァチカンを救う唯一の手掛りを探っていく…。 goo映画より
えーと今まではあえて自分であらすじを書いて、ちゃんと自分で見たという記録と、記憶の整理を兼ねていたんですが、今回はちょっと序盤の宗教や歴史に関する知識が頻繁に登場するのについていけなかったので、goo映画のあらすじに頼りました。
前作のダヴィンチ・コードはこの前フジ系で放送していたのを途中まで見て、あまりの宗教歴史に関する説明に辟易として途中で見るのをやめてしまったという体たらく。
なのに今回よく見に行ったな自分。
で、先に述べたとおり序盤の宗教と歴史に関する知識の乱発に最初はついていけなくてこれは前作の二の舞かと思ったけれど、次第に道筋が定まってきて、誘拐された四人の枢機卿の処刑を防ぐとともに奪われた反物質を、維持している容器のバッテリーが切れる前に発見しなければならない、という本筋に入ってからは一人につき一時間ごとのタイムリミットで暗号に示された場所を探し出し、次々と巡っていく展開が結構面白かったです。
途中からシナリオの交通整理がしっかりとされるのでなんとか振り落とされずに見られました。
ただどうも秘密結社がとかシンボルや文献から暗号が示すとか聞くとMMRが出てきそうになるのは重症でしょうか。もっともあっちはノストラダムスに行き着くけど。
オチは微妙に読めたと思ったけど最終的な犯人以外はまるっきり外してた。
こーいうのの展開を読むの下手だなー。
暗号によるミステリー要素とタイムリミット付きの処刑および反物質の爆発の阻止という派手ではないけどアクション要素がほどほどに絡み合って最後まで退屈しない、なかなか面白い映画でした。
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